第2回消化管CT技術研究会のお知らせ

 近年、CTを用いた大腸の検査(CT colonography:CTC)が注目を浴びるようになり、多くの施設でCTによる消化管の検査が行われ始めています。本研究会は診療放射線技師が中心となり、医師及び医療従事者、関連業界の方々と共に消化管のCTについて議論し、参加者相互の専門知識および撮影技術の向上を計ることを目的に設立しました。CTを用いた消化管画像診断に関する新たな知見の発信源となり、健康を支える良質な技術となることを願っております。

 平成30年6月23日(土)に名古屋国際センターホール(愛知)にて消化管CT技術研究会 第16回学術集会を開催しました(当番世話人:山下病院 山ア通尋先生)。169名が参加し、盛会に終えることが出来ました。ご参加下さいました皆様、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

 午前の講演では技師によるCTC1次チェックをテーマに、南風病院 淵脇崇史先生に「注腸経験者が行うCTC 一次チェック」という内容を、ランチョンセミナーにおいても「タギング症例における一次チェックと問題点」という内容で山下病院の末松誠司先生にご講演いただきました。

 関連メーカーセッション1では「現状のCTC の問題点と診療放射線技師に求めるもの」というテーマで山下病院 服部昌志先生に 大腸検査の限界や放射線技師への熱い応援メッセージをいただきました。

 一般演題も過去最大の10演題と充実した内容で、復活!! 全員参加、タブレット企画!一次チェックの勘所 〜所見はココで診る〜 では、小倉敏裕先生、鈴木雅裕先生司会で、全員参加で多くの症例のチェックをおこない、岐阜大学 富松英人先生を中心にCTCの読み方など解説いただきました。 

 関連メーカーセッション2では「CTC におけるVGP 画像の意義」という内容で、当研究会世話人の小樽掖済会病院 平野雄士先生にCTCの1次チェックの際に用いられるVGPの原理やCTC病変へのアプローチ方法を詳しく解説していただき、大変好評を得ることが出来ました。

 第17回の研究会は平成30年11月17日(土)に東京の大崎ブライトコアホールにて開催いたします

 今後もたくさんの企画をご用意し、消化管CTを実践している方はもちろん、興味のある方は是非参加して、この技術を一緒に育んでいただける研究会にしていきたいと思います。

代表世話人 坂本崇