

近年、大腸癌の検出を始め術前診断、手術シュミュレーションを行う手法として、CTを用いた大腸の検査(CT colonography:CTC)が注目を浴びるようになり、多くの施設でCTによる消化管の検査が行われるようになってきています。しかし、前処置から始まり読影に至るまでのプロセスは多種多様であり、未だその方法論に対しての議論は集約されていない状態です。
本研究会は診療放射線技師が中心となり、医師またはその他の医療従事者、関連業界の方々に参加して頂き、消化管のCTの持つ様々な問題点に対して討論し、参加者相互の専門知識および撮影技術の向上を計ることを目的に設立しました。CTを用いた消化管画像診断に関する新たな知見の発信源となり、健康を支える良質な技術の一助となることを願っております。
平成22年6月26日に第1回研究会を国立がんセンターで開催してから、熊本、東京、 大阪と4回にわたって研究会を開催してきました。その間、炭酸ガス自動注入器が薬 事承認され、CTの低被ばくも進化しており、今後の検査の質の向上が大いに期待され ます。第4回の大阪の研究会では悪天候に関わらず大勢の方々に参加いただき、充実 した内容となりました。参加者及びご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。次 回、第5回の研究会は平成24年7月7日(土)に札幌にて開催いたします。消化管のCT を実践している方はもちろん、興味のある方は是非参加して、この新しい技術を一緒 に育んでいただきたいと思います。
代表世話人 平野雄士
